【野鳥】白川郷村内で見える野鳥

白川郷

今回は「鳥が好きな旅ブログ」とは名ばかりだったので、冬に白川郷で見える野鳥を探鳥してきました!

展望台からの白川郷は絶景ですね。

今年は少し雪が少な目なので、探鳥するには歩きやすくて良かったのですが、やはり真っ白に染まる合掌造りが絵になりますよね。

今回は展望台では野鳥探索はしておらず、村内になりますのでいざ出発‼︎

という事で、やってきましたお馴染み「であい橋」です。

銀世界の橋は幻想的に見えますね!駐車場側にカメラを向けて撮影した状態です。

こちらの橋の下は川が流れており、かたりべさんの店主さんが気になっていた鴨を探しにきたのですが…

まさかの野鳥に出会いました!

カワガラス

カワガラスです!『渓流の素潜り名人』とも称される全長21㎝〜23㎝のヒヨドリより少し小さめの大きさ。

カラスと名前がついているのにも関わらず、カラスの仲間ではなくスズメ目カワガラス科に分類されており、スズメ目の中で唯一潜水ができる鳥さんです。

沖縄を除く日本各地の留鳥なので珍しくはないのですが、あまり見かけることのなかった主は感動しました!

基本的には単独行動のカワガラス。

1羽を見かけることはよくありましたがまさかの2羽!?

からの3羽⁉︎⁉︎

つがい形成期には、一夫ニ妻行動をとることがあるようです。

カワガラスの繁殖期は2~6月と他の野鳥より早めなので早くもパートナーを見つけて一緒に行動しているのかもしれませんね!

ヤマガラ

残念ながら、店主さんの気になる鴨は見つけられなかったので幸エ門さん前に移動すると先客がいました!

ヤマガラです。全長13㎝〜15㎝の小鳥ですが学習能力が高いため芸を仕込む事もでき、1990年頃まではおみくじを引く芸が多く披露されていたいましたが、鳥獣保護法などで段々と見る事がなくなりました。

※写真は幸エ門前の桜でご飯探し中のヤマガラ

新年のおみくじをヤマガラに引いてもらったりしてみたかったですね!

ヤマガラは村内を転々としており、白川郷ぷりんの家さん付近でも遊んでいました!

カラ類は集団行動が多い為、ヤマガラも何羽かの群れで移動しています。

残念ながら今回はジジュウカラや、エナガなどは見つけられなかったですが、出会える可能性はありそうなので次に期待します。

ハクセキレイ

村内を歩いているとハクセキレイがいました。警戒心が低いので比較的近くで見れる事ができる野鳥ですね!

こちらはオスの個体ですが、近くにもう1羽いました。

こちらはメスの個体なのでペアで行動しているのかもしれませんが、冬場は単独行動だと言われているので、たまたま居合わせただけかもしれません。

尾羽を上下に振りながらトコトコと歩く姿に魅了される人も多いのではないでしょうか?

白川郷村内では屋根の上や道で見かける事が多くあると思うので、是非可愛いお散歩姿を見て癒されて下さい。

カケス

大きな声で合掌造りに飛んできた鳥はカケスでした。

全長33㎝ほどあるカケスはカラスの仲間で、鳴き声はあまり可愛いとは言えませんが、他の鳥の鳴き声や物音を真似できる特技がある鳥さんでもあります。

羽の色が綺麗な為に意外とファンの多いカケスですが、主的には好みの野鳥ではなかったりします。目つき悪くないですか…?

ただ、飛翔した際の青い羽にはとても目が惹きつけられますね!

ガサガサ…

カシ、ナラ、クリの実を地面や樹皮の間等の一定の場所に蓄える習性があるので、冬は木の実が主食となり、蓄えたそれらの実を食べて冬を越します。

もしかしたら屋根に蓄えていたのかもしれませんが、世界遺産をザクザクと掘るのを見ているとヒヤヒヤしますね。

因みに【かしっぱ】って知っていますか?

実はカケスの愛称らしいのですが、調べてもどこからの発祥なのか、由来があるのか不明でした。

かたりべさんの店主さんに聞くまでは聞いた事がなかったのですが、白川郷ではカケスを見かけたら「かしっぱ」と呼んであげて下さいね!

そして【かしっぱ】の由来など知っている方は是非コメントで教えて下さい。

ジョウビタキ

住宅街でもお馴染みの冬の渡り鳥ジョウビタキくんです。

木の上の方にいたので、一瞬ヤマガラかと思いましたが、ジョウビタキのオスでした。

積雪のない地方で越冬すると言われていますが、白川郷で見えるという事は、あまり関係なく渡ってきているのかもしれませんね。

ジョウビタキをもう少し詳しく書いてあるブログも載せておきますのでお時間あれば見て下さい。

https://abirdofpassagestory.com/アクアレーベル限定品が可愛過ぎた!/543/

見つけられなかった野鳥

ミソサザイ

残念ながら声しか聞く事ができませんでした。

村内の水路で黒い鳥を見かけるとかたりべさんの店主さんからお話もあったので、もしかしたら村内の水路でもミソサザイが見えるかもしれません!

あまり人里で見かけるイメージはないですが、自然豊かな白川郷だからこそかもしれません。

コゲラ

コツコツと木を叩く音はすれど、今回は姿が見えないコゲラ。

日本で1番小さなキツツキで、全長15㎝程のスズメと同じくらいのサイズです。

木と同化して見える為に探すのが意外と大変だったりしますが、他のキツツキと比べて市街地などでも生息しており比較的見つけやすいキツツキでもあります。

アオゲラ

こちらも鳴き声と共に遠くで飛んでいく姿を目撃。

写真はアオゲラのオスですが、最近写真を撮れていないので近くで見たいですね。

かたりべさんの店主さんによると、幸エ門さんの方ではコツコツとアオゲラが合掌造りを突いている時があるそうですよ‼︎

是非とも見たい光景ですが、家に穴を開けられるのは迷惑極まりないので複雑ですね。

最後に

今回は白川郷村内で見つけた野鳥、そして残念ながら声しか聞けなかった野鳥も含めてご紹介させていただきました。

中々観光をしている中で探鳥する事はないかもしれませんが、鳥好きな方には是非とも野鳥も観察しながら散策してもらいたいです。

夏にはアカショウビンの声も聞こえる白川郷は野鳥の宝庫かもしれません。

また次回も探鳥した際に発見があればブログにしようと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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